生まれて初めての海外旅行で、ロスアンゼルスに行った時のことだ。

とあるホテルでチョコレートのパフェを食べたのだが、その甘さと行ったら、それまで経験したどんな甘いものよりも、優に100倍は甘いであろうと思われる代物で、一匙口にする度に、鼻の奥の毛細血管がブチブチと音を立て、弾けていくのが実感できるほどのすさまじさであった。
思えば、あれが生まれて初めて甘いものを食べることをツライと思った瞬間だったかも（笑）。

さて、そんな甘ヅライ経験を持つ自分なので、「パフェを食べろ！」と依頼されても、一体全体どこにどんなパフェがあるのやら、チンプンカンプンもいいところ。

とりあえず、「ピエール・マルコリーニのカフェに行ってみんべぇ！」と思い、調べてみると、"秋限定　マロンパフェ"なるものがメニューに上っているのを発見。
基本的に酒を飲むようになってから、甘いものはほとんど摂らないのだが、何を隠そう（全然隠してないが（笑））、プリンと、クリーム一杯ロールケーキと、栗デザ（栗を使ったデザート）には食指伸び伸び！

ということで、


♪　あ～る晴れた、ひ～る下がり、銀座へと続く道・・・ぱぱぱぱぱぁ～ぱ、パ～フェ　♪
　　（ドナドナのメロディーで）


と鼻歌交じりに銀座の「ピエールマルコリーニ」へとやってくると、なにやら入り口が左右に二つ。




訊くと、チョコレートのカフェとアイスクリームのカフェが分かれているそうで、チョコパはチョコレートのカフェでしか食べられず、 "マロンパフェ"はアイスクリームのカフェでしか食べられないとの事で、この段階で"マロンパフェ"と"チョコパ"の食べ比べの計画は水泡に帰す。


とりあえず、予定通りに自分は"期間限定マロンパフェ"





一緒に行った妻が"キャラメルパフェ"をオーダー。


 
「ピエールマルコリーニ」のHPによると、


"マロンパフェ"は

「マロンのしっとりとした甘さに、洋ナシの爽やかさとプラリネがバランスよく融合。
ローストしたヘーゼルナッツ、マロングラッセ、メレンゲ、キャラメルリーフで食感を加え、
濃厚なマロンクリームと、最後の飾りにシャンパントリュフを一粒添えた
大人の雰囲気を持つパフェです。」


とあり、まぁ、そんまんまっちゃ、そのままんま。
甘いものの表現力がプアな自分が、敢えて付け加えることなどあろうはずもない（笑）。

ま、甘すぎなくて、自分にも食べやすかったのはよかったかな。
ちなみに、"キャラメル"の方も、塩アイスとか入っていて、おいしかったようですよ。




Written & Photo by   築地王

スポンサーサイト